投資した会社への支援

事業の運営は外部から招聘した社長や社員にほぼ任せる。
投資家としての支援は我々は、大きく分けて2つのことに取り組んだ。
社員にストックオプション(株式購入権)を与えるなどのインセンティブを導入した。成長を支える優秀な人材を外部から集めるため。
もう1つはマーケティング面での側面支援。
マーケティング予算をそれまでの約3倍に増やして、大規模な消費者調査を実施。各メニューの需要に合わせて価格を改定。
スーパーバイザーを3倍近くに増員して、店舗の新たな管理指標も導入。

商品別の採算管理がなされておらず、店舗数の急激な増加に伴って、本社の店舗への管理機能も低下していました。我々の役割は経営を「見える化」すること。そして正しい道を進めるよう、車の運転で例えると計器類をきちんと揃えること。

経営とは売り物を磨く仕組みの視える化、営業の視える化、管理の視える化の3つである。

2006年度から2015年度まで10年を振り返って

2005年度過去最高売上を記録したが、2007年度には大幅な赤字となった。また2006年度から急激な売り上げ粗利減が2009年度まで続いた。まさに7年前までわが社は存亡の危機にあった。
それだけに固定費をギリギリまで圧縮した。2009年度は2006年度比2億円の固定費削減を実現した。社長給与65%カット、役員給与20%以上ン削減、日当の廃止などが功を奏した。

「苦しみは続かないし、喜びも永遠ではない」私もつらい思いをしたが、社員もつらい思いをした。4つの営業所閉鎖(池袋、仙台、大阪、福岡)、社員旅行の中止、決算賞与の中止など多くの負担をかけた。そんな中、一人も解雇しなかったことと閉鎖でやむなく辞めていく社員には手厚く退職金を支払ったことが今となっては復活の大きな原動力になったと思う。

2012年度には創業以来初めての一億超えの経常利益、2013年度にはグループで2億を超える経常を記録した。

ホンダと共に歩んだ10年だったが、今デジタルとグローバルの波がビジネスを変えようとしている。アドテック・・・・いつでも最適な広告が提供できる会社を目指し変革するときが来た。2012年度から4年連続で経常一億を超える好業績が続いたが、これからさらに上を目指すには大きな自己変革が必要である。

自動車業界における一般的購入プロセス

ロケーションに基づくマーケティングを可能とするモバイル機器の存在のおかげでメ
さらに、リアルタイムで使えるモバイルアプリの性能向上がオンラインとオフラインの区別をますます無くしていっています。ーカーやブランドが顧客とさまざまな場所で交流できるようになっています。

1.バラバラの情報を結び付ける
顧客行動を把握するための情報源として、オフラインとオンラインのデータの両方を分け隔てなく使います。社内システム、ウェブ、モバイル、広告、ビデオ、ソーシャルメディアなど、オフライン・オンラインにかかわらず全てのデータを収集し統合し分析することによって顧客行動を一覧できるようにします。このようなことをする目的は、クルマの情報を閲覧・検索した地域を割り出し、そこに見られる好みと潜在的な買い手を結び付けることです。

2.潜在需要のある製品を絞り込む
オンラインとオフラインのデータを使って最大の需要が見込まれる製品(製造元、モデル、オプション)を割り出し、購入を奨励するためのキャンペーンや割引が必要とされる製品を決定します。また、これと同様のオンラインデータを地域のディーラーが、顧客の需要に合った在庫計画の策定のため主要な指標として使います。

3.企業間接続で情報を共有する
ポータルサイトエクストラネットを使用して、こうした顧客情報によるディーラーや他のフランチャイズパートナー全体のパフォーマンスが向上しているかどうかを確認します。

4.オンライン行動とショールーム訪問の相関を見る
オンラインでの顧客の行動と、試運転や購入のためのショールームへの訪問の時間差を分析します。この時間差を短縮するために、購入につながるオンラインでの顧客の行動を特定します。

5.購入後にデータを活用する
顧客が興味を示したが購入に結び付かなかった項目を割り出し、今後の販売促進に役立てます。

職場で活かす選択理論

【選択理論心理学】
 ・人は内側から動機付けられる
 ・人をコントロールすることはできない
 ・人は自らの選択によって行動する

■ 生存の欲求
空気や水、食べ物、住居、睡眠など、生きていくために必要なすべてに対する欲求。
■ 愛・所属の欲求
家族、友人、会社などに所属し、愛し愛される人間関係を保ちたいという欲求。
■ 力の欲求
自分の欲するものを、自分の思う方法で手に入れたいと思う。
人の役に立ちたい、 価値を認められたいという欲求。
■ 自由の欲求
自分の考えや感情のままに自由に行動し、物事を選び、決断したいという欲求。
誰にも束縛されずに自由でありたいという欲求。
■ 楽しみの欲求
義務感にとらわれることなく、自ら主体的に喜んで何かを行いたいと思う欲求。


人の行動は、「思考」「行為」「感情」「生理反応」の4つの要素から成り立っています。 車に例えれば、前輪が「思考」と「行為」、そして後輪が「感情」と「生理反応」となります。 さらに、車のエンジンは「基本的欲求」、ハンドルは「願望」を表します。

つまり、人は基本的欲求に基づいて「こうありたい」という願望にかられて動くのです。
願望がはっきりしていればいるほど、その方向に早いスピードで動きます。

これが行動です。

走り出すと、ハンドルを切って曲がろうとすることもあります。曲がるときにハンドルとともに動くのは前輪の「行為」と「思考」です。後輪は前輪の動きに合わせてついてきます。
つまり、前輪にあたる「行為」と「思考」は、願望のもとに自分でコントロールすることができます。後輪にあたる「感情」や「生理反応」は自分自身では制御しにくいものなのです。 しかしながら、「行為」と「思考」をコントロールすることによって、「感情」や「生理反応」も連動するので、間接的にコントロールができるのです。


■ 人は自分自身によってのみ変わることができ、より効果的な人生を送ることができる。
■ 人は自分自身の行動に対して責任がある。社会や、遺伝や、過去に責任はない。
■ 人の問題行動は満たされていない欲求を満たそうとする表れであり、
自分の欲している心のイメージ写真に近づけようとしているのである。

何のために生きる・・・今一番気になること

日本の社会で今一番気になること


人間は自分の為だけには生きられない。
生きる目的の喪失しているシニアが多い・・・特に定年後、仕事そのもの、仕事以外家族以外。自分と友達になる。

人から必要とされているのか?・・・・・起業家育成投資
上場企業社員は定年後、ほとんどの人が活きる目標をなくす
少子化で人手不足の昨今、定年後働きやすいシニア専門求人サイトがあってもよい。シニアはいろいろ問題があるが、利点も多い
利点  経験(マネージメント・PDCA・社会規範、全世代の常識)
欠点  大企業発想、健康、やる気、傲慢上から目線
お世話になったホンダの社員が定年後も人から必要とされている事が分かる内容にしたい。
できること、経験したことを整理整頓する。

起業家とシニアは相性がよい。・・・目的、事業アイデア、ITスキルがあるが経験と知識がない起業家

一生ワインとかかわりたい・・・健康(歩く、良いもの理にかなったものを食べる、】たばこは止める。


具体的行動

①一生起業家支援したい。・・・・コンサル、起業家投資、産業のない国に産業を創る。
②一生夢を語れるシニアを創りたい・・・・共感により、人の夢を支援するのも夢である。
③ワインと一生寄り添いたい・・・・・・・ワインバー経営、ワイナリー経営。ワインと自然食のマリア―ジュ。ワインが主役、料理は脇役” マリアージュの妙を楽しむ。