中期3か年ビジョン

部門長による中期ビジョン検討会議を実施した。今まで「ビジョンはあれど魂入らず」の状態が続き、管理職すらビジョンを意識してなかったからだ。原因は社長にあった。

①自分の思いが先行し策定段階で役員すら巻き込む。
②できた段階で役員、管理職を充分に説得する。
③検証できるビジョンではなく達成基準が数字で明示する。
④事あるごとにビジョンを喚起し意識してもらうこと。
⑤達成時の社員の姿、会社の姿を示す。

そんな私の思いから初めて部門長を交えての中期ビジョン検討会議が今週実施された。参加者からは様々な意見が出たのでいくつかご紹介したい。


H社長より
「ビジョン」はクライアント自身が危機になった時にも必要不可欠な“モノ”を創り、顧客と「ビジネスとしての結びつき」を深くする事が重要。との意見が出た。それらを戦略的提案商品と位置づけ社内外に明確にしていく。第一にこれからますます重要性が増すWEB&IT。理由として確実にデータがとれ、それに基づき改善が行えることが顧客の支持を集めると予想されるからだ。


M部長より
全社ビジョン(顧客育成ノウハウ日本一)はもっと緩くしても良いのでは?でないと部門ごとのビジョンの選択肢が狭くなりすぎる。カーディーラーでの事例を整理し、生活者視点の要素を取り入れていくことが肝要。「生活者視点の提案書」のバリエーションを増やしていく。


O常務より

顧客の悩みから施策を打ち、事例として蓄積される「isol」を進化させる事が重要。
①これらの情報を生活者視点で整理。
②整理された情報カテゴリ毎に平均値を出す。実績とノウハウを持つ我社だからできる平均値が価値となり強みとなる。
③平均化されたデータをKPIとしPDCAを行う。それに理論(MK、CRM)を付加することにより説得力が生まれる。


我社はこれから顧客に対し確実に結果を残せる「営業代行会社=広告会社」として日本そしてアジアマーケットに貢献していきたい。