関係性、拡張性、一貫性

稼ぐ人は結果として関係性、拡張性、一貫性を持っていた。

関係性とはビジネスの入り口は人であることを理解していることだ。価値を人に与え初めて人から価値がもらえる。そして人を大事にし恩をいつまでも忘れない。世話になっている時だけ近くにいて利用価値がなくなれば弊履のごとく捨てる人は信用されない。見てないようで人は良くそのありようを見ている。私ができているかといえばやったりやらなかったり気分のままのような気がする。そして市場、顧客、社員、取引先との関係性は云うに及ばず大切にする。市場ニーズとは自分とマーケットの関係性があって初めて明らかになる。日ごろから自分が欲しい情報キーワードをグーグルAnalyticsに登録するということは自分との関係性が分かってないとできない、もしくはピントボケになる。

拡張性とは場所、時間、お金を今存在する場所から飛躍させ広く、短時間に、多くしていくことなのだ。場所は店で売っているものを通信販売、ネット販売するイメージに近い。一つの地域で売れたものが全国、世界で果たして通用するのか?価値に汎用性があれば売れるが、汎用性があっても売れないなら顧客ニーズにずれがあるからだ。時間もお金も同様である。
しかし拡張性を実現させるのは意志の力すなわちビジョンが明確でないと思いつきの拡張になりうまくいかない。


一貫性とは理念信条信念に近いイメージだ。環境が激変しているからと言って自分の生き様やビジネススキームをコロコロ変えるようでは一流にはなれない。仕事に対する使命感とは社会とに対し恩を感じ、自分の強みでお返しするという感覚なのだ。欲得から自分を遠ざけるのではなくその欲得から生まれたカネやノウハウ、考え方を次世代に引き継いでいくというイメージなのだ。

振り返ってみれば50歳を超えてもやることは山ほどあるので整理し戦略・作戦を練らなければさみしい人生が待っている気がした。