木村塾

今回も自分の中でぶれているところが発見された木村塾であった。今回の発見は3つ。一つ目は自分が目指す姿、会社が目指す姿は「この世にどんな価値をもたらすのか」であり規模や大きさはその価値がどのくらいこの世に評価されるかの尺度にすぎない事だ。規模だけを追えば無理が生じる。しかしながら規模は信用の尺度でもある。ならば会社の尺度を個人に置き換え一人あたりの尺度で中身も一緒に充実させる。そうすれば無理な拡大は不可能になり、自然と会社の価値向上に社員全員目が向く。分かっているようで本質が分かっていないから規模をすぐ気にするんだとよくわかった。


もう一つ起業の原点の大切さを学んだ。私の原点は3つ。①母親の死②東京③ホンダ  この3つをおいてないと思った。①母親がいなければ自分は存在しない。起きてから寝るまで働き続けた母親のDNAを持つ自分がいつのまにかたいした事もしてないのに、楽を求めるようになっている。楽は未来に求めるものであり、大きな志を持つものはチャレンジの中にこそ喜びを見出すべきで気を緩めることで楽になるのは論外である。母親の経営した(株)ローヤルギフトは広告会社にカタチを変え
た。魂を入れるのはこれからだ。


最後に起業家の定義だ。起業家とは新しい枠組みを作る人を指し、会社を興すこと事業を起こすことだけではないということだ。チャレンジ精神に乏しい組織に活を入れ、新しいことに挑戦する社員に溢れる組織にすることも起業といえる。なぜならそのそんな組織から新たな商品サービスが産まれやがて新事業に発展していく可能性を秘めているからだ。


いずれにしても私は根っからのPL体質。これが抜けBS体質になるには自分の価値を高める努力を惜しみなくする気になったときであろう。