世界金融危機

1.アメリカの中産階級にきちんとした給与を分配せず、
  彼らを過剰債務に追い込むことで過大な需要を創り出した。
2.個人が築いた民間債務が証券化という手法によって世界中にばらまかれた。
3.個人は破産する一方で、民間の金融機関には公的資金が注入された。
  個人と企業の民間債務の一部はとりあえず政府の債務として肩代わりされた。
4.この危機を放置するとハイパーインフレか世界大戦、
  あるいはその両方が起きる危険性が高い。
5.その危機を回避する為にはグローバル化した方法を政治化することが
  必要であり、地球規模の法整備が求められる。
  また経済の主役の座から金融を降板させることが必須である。
6.個人の自由が絶対的価値になっている中で上記の社会契約を如何に
  締結させるかが我々が関わる問題点である。