戦略の組立てから実践

ブルー・オーシャン戦略を使いこなす―戦略の組立てから実践まで
どんなに斬新で優れた製品・サービスでも、
いずれは、”赤い海での争い”に巻き込まれてしまう。
“青い海”でいられる時間を、いかに長くできるか?
鍵となるのは”模倣の困難性”(マネされにくさ)にある。
模倣困難性の設計に必要なものは?
1.資源
 ●特許(知的財産の登録・活用)
 ●製造ノウハウ
 ●顧客対応能力
 ●ブランド
 ●補完的資産の確立と体系化
etc
2.戦略
 ●経験効果・規模の経済性
 ●戦略的資源の占有
 ●スイッチングコストの設計
 ●他社がマネできない事情
etc
新しい市場を開拓した者には、”先行者”ならではのメリットがある。
実行はスピードが命である。
先行者だけが手にできるメリット】
 ●パイオニアとしてのブランド形成
 ●経験効果によるコスト優位性
 ●製品・サービスの提供に鍵となる資源の占有
 ●安定的顧客層の早期獲得
etc
【青い海を持続させるための次なる手段】
 ●ポイント制度の導入
 ●初期負担の設定(入会金や初期費用)
 ●本体と付属品・消耗品の分離・分割
 ●習慣化
etc
他社が持っている強みが、新たに現れたシステムによって弱点へと
変わってしまう事例がある。