2002年度のサンセンドウ

●2002年度運営方針
 「情報を知識に 知識を知恵に 知恵を利益に」

●直接部門の重点方針
 1:知恵の利益化
 2:広告・ノベルティーのセット販売

●間接部門の重点方針
 1:直接部門(営業)が成果をあげる為の側面支援
 2:時間・コストの削減による、経費・仕入れの削減

●2002年度上期収益予想

 
見込実績
計画比
前年比

売上
8億6,500万
104%
123%

粗利
2億7,000万
113%
135%

経常利益
4,700万
約8倍
約2倍


                                                                                                                                                              • -

2002.10.15
●自ら逃げ道を断つ
・逆境に立ち向かい、乗り越えていくことで人間は強くなっていく
・「まだ頑張れる」という気力があればチャンスはまた巡ってくる

[自分の弱さに負けるな]
 人間は弱い生き物だから、どうしても逃げ道を探したくなる。楽しく生きたくなる。
 しかし現実には、仕事をしなければお金はもらえない。天からお金が降ってくることなどありえない。
 会社に勤めるなら、その組織の中で評価されるような仕事をするしかない。それが嫌なら独立してやるしかない。生きていくためには、逃げ道などないのだ。
 世の中で成功している人、あるいは人生を謳歌(おうか)している人は、自分の弱さを知っていて、自ら自分の尻を叩いて逃げ道をふさいで頑張ってきたのだ。
 弱い気持ちに逃げずに、自分を叱咤激励しないと、何事も成就しない。「頑張る」とは逃げ道をふさいで突っ走ることだ。
 「逃げ道をふさぐ生き方は窮屈だ」という人もいるが、そんなことはない。やってみれば今まで経験したことのない充実感を味わうことができる。
 誰でも逆境に追い込まれるのは嫌だろう。だが、その逆境を経験しないと強くなれないのもまた真実である。だからこそ逆境を恐れないで挑戦することが大切なのだ。
[逃げてばかりの人生に納得できるか?]
 輪廻転生(りんねてんしょう)という言葉があるが、人の魂は、迷いながらも永遠に滅びることはない。だから一つや二つの失敗を恐れることはないのである。
 失敗してどん底に突き落とされても、「まだ頑張れる」という気力さえあればチャンスはまた巡ってくる。
 企業は、マイナス環境の中でも何とか業績を伸ばせる知識を搾り出し、具体的に実行できる人材を求めている。
 そうした社員が多くいればいるほど、社内のモチベーションは高まる。あなたもぜひその一員になってほしい。
 いくら能力があっても、いつも逃げ道ばかりつくっていては、納得できる人生を送れるはずがないじゃないか!

●逃げたら必ず負ける
・「何でもやってみる」という意識で行動する
・「やればできるんだ」という経験で人は大きくなる

[「できません」は禁句だ!]
 あなたのふだんの言動を、ちょっと振り返ってみてほしい。
 上司からの指示を受けると、「それはちょっと難しいかもしれません」「私には荷が重すぎます」「わたしよりBさんのほうが適任だと思いますが」などと、無意識のうちに対応していないだろうか。
 これでは間違いなく会社からマイナス評価を受けていることだろう。
 「アイツは、すぐに逃げたがる。挑戦する姿勢がすこしもない」と思われているはずだ。
 ビジネス社会では、逃げたやつは必ず負ける。人生でも同じことだ。いつも逃げの気持ちが先行する生き方には力がない。夢がない。そんな人生が楽しいはずがない。
 平気で「できません」と言える人はビジネスからも人生からも逃げている人間なのだ。
[“ダメでもともと”でいいじゃないか]
 あなたには「ダメでもともと」という気持ちでやったら大成功した、という経験があるだろうか。もしあるのなら、あなたにはゆるぎない自信が宿っているはずだ。だめでもともと精神は、とくに営業分野では大きな力を発揮する。
 私自身も、それで成果を出せたし、強くなれた。そのときの充実感は今も忘れない。「やれば俺にもできるんだ」という経験を積み重ねることで人は大きくなれるのだ。
 「なんでもやってみる」という意識で行動すれば、必ず新しい発見がある。仕事も人生も楽しくなる。
 「できる、できない」を考えるのではなく、
 →「なんでもやってみる」という意識を持つ。
 →「必ずやり遂げます」と言い切る。
 →障害を乗り越える知識とパワーが生まれる。
 この図式を経験すれば、仕事はがぜん楽しくなる。
 世の中で成功している人は、こういうパターンを何度も経験してきているのである。まさに成功の法則そのものだ。

                                                                                                                                                              • -

2002.10.7
今週からスポットでホンダ特有の用語の解説をします。
用語はホンダスピリットの凝縮した言葉であり、我々のスタイルもこれを参考に変革したいと考えます。