私のエコとその課題

今年の北半球は寒くて地球温暖化は本当に進行しているのか疑心暗鬼になってくるが、氷河は年を追うごとに溶け海面が上昇していることはデータから間違いないようだ。

今のままで行くと50年後危機的状況になるかどうかはわからないが、地球環境上最大の課題は無駄、非効率の解消と考える。経営するうえでも効率化は常に事業計画の2つ目の柱である。

私生活でも会社でも勘違いしやすいのは、たくさん買うと安くなるからという理由で今必要ないのに大量購入してしまうことだ。冷蔵庫の中身が言えないくらい買い物をして腐らせてしまう。決算で少しばかり儲かったからといって社員にとってよいものうれしいもの余分に買ってしまう。

先日、経営研究会のセミナーで税理士の中野一宏講師が京セラ会計思想を教えてくださったがその中で「当座買いの精神」があったがこの話はまさにこれに当たる。

*毎月必要なものは毎月必要な分だけ購入する。
*「一升買い」で購入し、「一斗樽買い」はしない。
メリットとしては大切に使う事と在庫管理が不要、デメリットとして購入が割高。トータルで見れば無駄がなくなり購入量が減り、在庫管理経費がなくなるから結果的にコストダウンになるそうだ。
経営的にもコスト削減につながり消費が減れば環境にやさしいからWメリットとなる。

そのほかにも電気は発電所から家庭に来るまで60%ロスする問題、紙の大量消費、エアコン内部洗浄により消費電力が20%削減されるなど無駄は集めたらきりがない。生活防衛とエコの為、無駄は何なのか考えていきたい。「一番の無駄はあなたです」と言われないとも限らない。