英会話マンション
若者ならともかくいまどき海外留学して英会話マスターしてくるなんてそうそうできることじゃありませぬ。かといって国内の英会話学校で英会話マスターしたなんていう話はほとんど聞いたことがないという現実。
だったらあなたの住んでいるマンションが英会話マンションであればいい。そう、共通語が英語のみというマンションであります。
ホテル形式のレセプション、キッズルーム、付属スクールやカフェなどなど、すべて英国人スタッフが働いているという英会話マンション。
マンションの中にはいるとそこはまるで外国と同じで住民も英語しか使ってはいけないという規則があるので入居者は事前セレクトが必要でしょう。
このようなマンションをテーママンションと呼びますが、日本に住みながら英語国に住んでいるかのように英会話ができるようになってしまうのですから管理費などが高くても安いものではありませぬか。
はっきりいって同じ住居にお金をかけるならハードよりもこういうソフトにお金をかけたほうがずっと豊かな人生が過ごせるようになりまする。
幼少から英会話マンションで育った子供達は帰国子女も顔負けのバイリンガルになれるので教育熱心なお母さんたちが殺到しそうではないですか。
もちろんこういうマンションを企画・運営していくには不動産業的な発想では機能しないので、海外ビジネス経験があり、教育関連の経験もあるスタッフが必要になるでしょう。
でないと、大手英会話スクールのように「英会話している気分が味わえる」だけで終わってしまい、その結果、「なんだネーミングだけじゃん」と評価が下がって失敗するかと。
私にはそれほどの資金はありませんので、英会話マンションはできませぬが、いずれ中古の平屋を買って「外国語屋敷」にリフォームするつもりでおります。
私の日本語は海外に長期在住のためにまるで外国人のようになっておりますので、近所や知り合いになったかたたちには、「もうしわけありませんが、できれば英語、あるいはスペイン語などで話していだけないでしょうか」とお願いすることになるでしょう。
そして「外国語屋敷」では、外国語によるアクティビティや海外アーチストとのコラボイベントなどをレギュラーに開催し、そういうことに興味ある方々にどんどん参加していただく。
ま、そんなことを考えておりますが、そういうことができる可能性があるのも上記の外国語がネイティブなみにできるのと海外在住での経験があってこそかと。
ただ、そういう経験がなくても私のことですから別のテーマで展開をこころみるでしょうね、きっと。
ともかくこういう妄想、いえ、プランを考えるのは楽しいものです。今朝、NYTのリビアの記事を速読したあと、しばし近未来に思いをはせていた夏の日。