全国経営計画発表を終えていくつか共通している中小企業像が浮かび出た。
①計画のほとんどが現状の改善計画であり変転極まりない将来の環境変化に即したものではないこと。それは中期経営ビジョンが今の延長線上にあることに起因している。

現状の組織はこれまでの企業の歴史の中で自然発生的に組み上げられてきたものです。このような組織は今までの事業推進には適応していても、新たな理想像には適していないケースがほとんど。革新を実現するためにはどのような経営機能の構成が最適かを考える必要がある。