日本とアジアをつなぐコミュニケーションの架橋になる

広告会社に23年前業種転換して以来の長年の夢であったアジア進出を今年果たす。社名はSANSENDO INTERNATIONAL CO,.LTD

アジアに進出するからには異国で歓迎される価値を提供することが絶対条件である。必要条件はいろいろあるが言葉・文化・風習の理解と食事を含めたアジアが大好きなことだ。

ここでビジョンを語る前に、わが社が生業としている「コミュニケーション」とは何なのか・原点を見つめる必要を感じている。

COMMUNICATIONはラテン語のCOMMUNUSを語源とし「共有する」という意味がある。共有とは相手の頭のなかにある自分との共通点を見出し相手にそれを気づかせることである。コーチングのCOACHに似ている。コーチングでは相手の能力を引き出すのだがコミュニケーションでは共通点を引き出すのだ。

わが社のコアスキルと位置付けている「コミュニケーション技術」とは顧客が感じている問題、課題を引き出す技術の事を指す。

それを磨くために4つの能力を身に付けたい。
①傾聴力・・・・・・これは私が最も苦手とする分野であるが苦手だけにポイントをメモして話が終わり次第内容を確認する。不思議なもので確認時には新しい情報がプラスされたり、意味を取り違えたりしていることがある。出来ない営業は確認作業を怠り顧客の信頼をなくしている。

②目的把握力・・・・事前の面談目的は相手のニーズ(利益)にどれだけ応えるものなのか、過去の商談メモや他社商談情報をもとに特定する。ポイントは商談中にそれからずれたニーズを聞いたときそれがマーケティング全体のどこの話なのかを瞬時に把握する必要がある。出来る営業はそのすべてに引出しを持って対応可能だ。消費者の声をどれだけ多く持ち分類できているのかが勝負である。

③イメージ力・・・・クロージングまでの道のりはいつも真っすぐとは限らない。むしろ寄り道が多いワインディングロードである。 二つの頭脳の一つは常にクロージングである。


④文章力・・・・・・シナリオ力と云ってもよい。シナリオを書く力はイコール戦略能力である。結論ありきそのあと根拠。顧客も消費者も気が短い。広告に説得力を持たせなければ効果は限定的。商談に数字の根拠がなければたわごとと思われる。


わが社はB2Bなので顧客の課題のほとんどが消費者に関することである。消費者に商品を買って頂く為のコアスキルはマーケティングであるから我々はマーケティング技術で顧客に貢献することが本来あるべき姿といえる

アジアマーケットを熟知しているプロモーションカンパニーを目指す。