通貨バブル、ソブリンリスク、人口減少

リーマンの時このような外部環境の急変は100年に一度と喧伝され私もそれなら仕方がないと、対策をとらないでいた。そのため震災直後にも関わらず海外進出をやらないほうがリスクがあると判断し進出した。

しかし最近のギリシャ危機を端に発するユーロ通貨危機は東ヨーロッパ、南ヨーロッパに広がりを見せ、タイ、中国などに投資した金を引き上げる動きが見られる。ギリシャ、イタリアのソブリン危機は世界大恐慌に突入する危機をはらんでいるのだ。

いま我々中小企業が注意しなければならないのは、最悪の事態に対する備えと危機をチャンスに変える小投資のビジネス開拓である。

最悪の事態とはどんな状況か?それは日本の国債利回りが急上昇し、円安が一気に進むことだ。ハイパーインフレである。