飲食店の立て直しを考える

松下幸之助流・飲食店成功の三つの条件を考えたい。
一)絶対条件(経営理念の確立が出来たら50%成功)
弊社の理念は、チャレンジ・クリエイティブ・ウィンウィンであるから飲食店に置き換えて考える必要がある。
①チャレンジ
私は以前から外食に不満があった。カロリー計算がない・・・・当たり前だがカロリーを表示すればオーダーにブレーキがかかる。売り上げの為にお客様の健康を無視する姿勢に疑問を持っていた。医食同源と考えているにもかかわらず、健康感覚で好きなものしかオーダーしなくなる。自然と肉食中心となり、飽きたらシーフード、野菜となる。医食同源ならその日の体調や最近の食事状況に応じて栄養士がメニューアドバイスしてくれたらうれしいなとよく思う。
おいしいと健康の両立にチャレンジしたい。
ターゲットは有職女性である。

②クリエイティブ
ドメインとターゲットを絞れば問題意識が明確になり、やることがシャープになる。私はシチリア料理の領域で世界一となるようシーフードイタリアンを深堀したい。シーフードとシチリア白ワイン・・・・なんだかワクワクしてきた。

③ウインウイン
お客様に廉価で最高の食事を提供することにより社員がお客様から毎日たくさんのありがとうを頂く状況を強くイメージしている。


二)必須条件(人間主役の経営、個性を最大限発揮30%)
労働環境の整備は理念実現のためには必須となる。社会保険・残業問題・給与体系・社員教育。人間主役の経営とは人間を尊重することでる。これは一度にやると失敗するから少しずつ5年計画で整備するしかない。
三)付帯条件(時代環境にあった戦略、戦術20%)

ドミナント戦略
ターゲットが最も集まる場所に集中的に出店する。近ければマネージメントしやすいし、シナジーも生まれやすい。
②NO1戦略
その地区でまずは圧倒的NO1店にならなければやる意味がない。