事業計画メモ2

戦略・方針検証③
戦略を「経済価値(Value)はどの程度か」「希少性(Rarity)はどの程度か」「模倣困難性(Imitability)はどの程度か」「組織力(Organization)はどの程度か」の視点から「ケイパビリティ(能力)」を検証する。

④重点方針は経済的・危機回避も含め、組織にとってもっとも効果があがるものか?テコの原理のように方針が支点になっているのか?

⑤その方針は他社から見て脅威になるのか?我社の隠された強みがより生きる内容なのか?

⑥その方針は社員の行動をどのように変えるのかイメージする。

⑦自分の尊敬する人ならその方針をどうフィードバックするか頭の中で仮想会議をする。尊敬する人は実在する経営者でもよいしスティーブ・ジョブズのように会ったこともない偉大な人物でもよい。

⑧その方針は目標と混同していないか?方針はWHY・WHAT・HOWがセットである。

⑨なぜその方針にしたのかもう一度SWOTから検証し直す。ほとんどの場合最初に思いついた方針が採用されている。時間が経つと今大きく感じられている問題がそうではなくなることが最も懸念すべきことである。

⑩入口は問題意識、出口は戦略 により理論性を高める。

⑪戦略はSTP+4Pを見直し、新たな顧客価値を創る作業である。セグメントとターゲットは行ったり来たりするもので固定化してはならない。望むポジションの為にあえて人材育成事業に乗り出す必要があるかもしれない。つまりポジショニングアプローチと学習アプローチ行ったり来たりしなければよい戦略・方針は出来ない。

⑫我々の使命は「顧客の商品・サービスを売れ続けるようにする事」将にマーケティングの定義そのものである。

⑬方針には魂を入れ、毎日念仏のように唱える執着心が必要である。役員・部門長・リーダーは毎日実践しなければ社員は方針を意識しなくなる。